◯日本はサザエさんシンドロームがあります。
休みの夜に翌日の仕事のことを考えると憂鬱になることです。
マインドフルでいようとしますが、マインドフルになれなくて苦しくなります。
ブラザー達は、大きなイベントがある時に、どんな心構えでいるのか教えてください。
ブラザー
ブッダの教えの中で4つの栄養、四食*(しじき)があります。
1、食べられる物
食事など、口から入るもの。
2、感覚
目や耳を通して消費しています。
ゲームをする時はゲームも取り入れています。
3、望み
人生をどう生きたいか望みです。
どう生きたら良いか深い望みです。
僧侶は、社会に貢献したいと望みを持った人たちです。
私たちは実践をするために、やるべきことがあります。
まず自分の内側のワーク。
自分の苦しみを見つめ、内なる平和を作ります。
内側の平和が出来て初めて、外側に働きかけることができます。
そして、このようなリトリートを行うことができます。
その結果は、皆さんの顔を見れば分かります。
皆さんの笑顔が私たちの給料です。
変容を見ると、また実践をしていこうと思います。
皆さんの幸せが、私たちの幸せです。
4、意識の在り方
マインドフルネスに生きるとは、自分に良い栄養を与えることです。
良い実践者になるとは、良い栄養を取ることです。
私たちも僧院の中で皆さんと同じこと(料理掃除や事務仕事など)をしています。
私たちは明日の準備をしていますが、今日を生きているのです。
今日を生きることが、私たちのベストでいられることです。
心配する必要はありません。
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*四食(しじき)についての法話をご参考ください。
子供たちへ伝える4つの栄養の話/教育者向け2018/法話後半
苦しんでいる人を助けるためにできることは?富士山リトリート
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質問者に掲載の許可をいただきました。
ご協力をありがとうございます。
2019,5,6 Q&A・質疑応答
「マインドフルネス・リトリート ティク・ナット・ハンの教えを学ぶ」
山梨、富士吉田