2023/09/09

和の身体感覚・腰帯で肝を据える瞑想

 





















こんにちは。

9/18(月祝)暮らしを味わう瞑想会、ガイドの1人、吉房です。

テーマ「和の身体感覚」をご紹介します。


皆さん、坐禅、瞑想って難しいと思いませんか?

「うまくできない」「時間が長く感じる」「腰が痛くなる」など。


現代の日本人は、体を支えることは「力を入れて緊張させる」と思っています。

それでは疲れます。


じゃあ、長く楽に坐るには、気持ち良い瞑想とは、どうしたら良いのか?


それは今回ご紹介する「和・日本人の身体感覚」にヒントがあります。


「肝(きも)が据(す)わる」

「懐(ふところ)が深い」


日本語には「身体感覚=人の在り方」を言い表す言葉が多くあります。


昔の人は、男女ともに、着物を腰帯で着ていました。

人力で荷物を運び、海山畑で肉体労働して、着物で戦っていた時代の衣服は、

自由に伸びやかに身体を動かせるデザインでした。


腰帯で暮らす習慣が生み出した身体感覚がありました。

それで、坐禅で静かに坐り続けるセンスをとらえてました。


普遍性のある腰帯文化です。


今回、腰紐(ストール)一本で、身体を知るミニワークを行います。

瞑想的に坐る、歩く、物を持つなど、動きの基本となります。


私は「ゆったり楽な小袖生活」を提案しています。

中世の小袖と腰帯、袴パンツスタイルで、動ける暮らし方です。


通常は、女性限定の講座ですが、

今回は、男性にも体験していただける貴重なチャンスです。

動ける着物生活、瞑想に興味がある方は、どなたでも参加できます。


身体感覚を通して瞑想してみませんか?


「着物?関係ない」と思う方にこそ、

「え!もっと早く知りたかった」と思っていただける内容になっています。


せっかく、この肉体を持って生まれた私たち。

身体という乗り物を、面白く活かしてみましょう。

あなたの瞑想が、少しでも心地よくなるお手伝いになればと思います。


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《暮らしを味わう瞑想会》2023年9月18日(月祝)


前には、きくちさんガイド、ヨーガと呼吸

そして、吉房…和の身体感覚

後には、島田さんガイド、坐る瞑想、お茶の瞑想


◯参加方法は2つ

東京・西荻窪…対面参加は、動く小袖姿を前後左右360度で見ることができます。

オンラインzoom…ご遠方からでもアクセスできます。


◯お申込み方法は、前回の記事・イベント詳細をご覧ください。


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小袖生活案内人  吉房 泰子(息を味わう瞑想、管理人)


昔…元陶芸家、華奢な身体で菊練り2時間は当たり前(ずっと練っていられる身体使い)

今…都会の駅移動、階段を腰帯で軽やかに下駄歩き(なぜか自然に若者を追い抜く)