2021/12/03

読書会①ライブ配信・食べる瞑想・11月の瞑想会レポート

 



プラムビレッジ式・ほびっと村瞑想会
2021年11月も、ご参加ありがとうございました。
秋の午後、少人数で、読書会、食べる瞑想、歩く瞑想をしました。

この日の祭壇は、柿の落ち葉です。
「一枚の紙に雲を見る」ティクナットハン
自然の中に全てがあります。


*前半のみインスタライブをしました。下記に動画あります。












はじめは、
「怒り・心の炎を静め方」の本を、瞑想として声を通して聴く時間。
これは、深く聴く瞑想です。
議論も感想もなしに、ただ座って聴くだけですが、
瞑想会では、黙読する時とは違った受け止め方が生まれます。
私は、何度読んでも、その都度により深い気づきが生まれます。

次は、
本を通して自分の内側に起こる心のさざ波もそのままに、静かにゆっくりと歩く瞑想。
毎回ひとつ、タイ(先生)の本の中から、テーマや言葉をヒントにして歩きます。
この日は「矢を花に変える」話をしました。

次は、
怒りとして貪り食うのではない、心身の滋養になる食べ方。
食べる瞑想。
今回は、食べる瞑想に好きな果物(香りのある)をご持参いただきました。
それぞれ、みかん、バナナ、桃とバラエティに富んだ果物。
いろいろな新鮮な感想もありました。

次は、
ダルマシェアリングでは、ひとりひとりが心の奥の静謐な空間から、誠実な言葉を探して気づきを話しました。
会話にはならない、批判もアドバイスもない、言葉を輪の中心へ、この場に置いていきます。
輪を閉じたら、その話は本人以外からは話しません。
私たちは思考で反応しあってしまいます。それを止めて立ち止まる練習でもあります。
安心安全な場であると同時に、気づきでさえも善悪を超えて手放す場です。
自分も人も批判をせず、等身大に体験した出来事を見つめ、静かに語る姿は、
ひとりひとりが法話を話しているような、聴く人にとっても、心の奥深くへ届く豊かな時間でした。

全きまでに静謐さに浸れば、どの人の心の中にも、気づきの眼を思い出せるのだと思います。
そのために、私たちは何度でも瞑想や坐禅を通して、さざ波の静め方を練習します。

仲間と一緒に瞑想をする空間は、一人では辿れない道へと繋がっています。

一期一会の瞑想会です。

今月は12月8日(水)

東京の西荻窪で、または、オンライン参加で、お選びください。
詳細は「瞑想ご案内」ページをご覧ください。



11月10日(水)瞑想会は、インスタグラム・ライブ配信しました。
前半、読書会のみライブ配信を保存してあります。

「心の炎の静め方・怒り」ティク・ナット・ハン
・はじめに
・第一章

◯11/10、ほびっと村瞑想会、東京、西荻窪にて

https://www.instagram.com/tv/CWFlbpnpCWV/ (37分)


こちらで見ることができるかな?