Thayの家、タイランド・プラムビレッジ
2018,12,30 質疑応答
真の愛シリーズ③ の続き
それでは、家族の中では。
ある日、タイがディアパーク僧院(サンディエゴにある)で、在家の人に法話をしていた時。
性行為もマインドフルにできます。
5つのマインドフルネストレーニングを受けた時。
あなたが、夫を妻を愛していると認識している時。そして、2人の体が1つになった時。
とても神聖なアクションです。
国を継続すること、先祖が継続をすること、それが子供という形だから、ただの快楽ではなくて。
家族、先祖、国、人類が続いていくことを目的として2人は交わっている。
ただの性欲だけではないです。
これが、5つのマインドフルネストレーニングに基づいたプラクティスの方法です。
こういう方法の捉え方をすると、妻や夫を愛しているというのを理解して、彼らの裏で他の人を愛したりしません。
これが真の愛です。
これが出家者が学ぼうとしている、私たちの現実の捉え方です。
僧侶は、たまに執着することがあります。お互い同士。
でも、サンガの光と守り中で、ちょっとずつ、それと向き合って変容させることができます。
でも、それを乗り超えられない出家者がいて、執着してしまい結婚したくなったり、家族を作りたいということがあると、それも良いのです。
それは失敗したことにはなっていません。
モナスティックの生活を続けられないという事は、別に悪いことではありません。
失われたものは何もありません。
その在家の暮らしを続ければいいのです。
在家としてプラクティスを続けていって、それを子供に伝えていけば良いのです。
そして、もしかしたら15年後、子供が出家者になるかもしれません。(会場、大笑い)
私たちは、ここで待っています。(会場、爆笑)
カップルとしてプラクティス。
5つのマインドフルネストレーニング、特に3つ目の真実の愛をプラクティスできたら、より社会全体が健康になることのサポートになってるのです。
本当にどうやって人を愛するのか?それを体現するような行為になります。
あなたにはできます。ロールモデルになってください。
他のカップルのために、他の家族のために。
あなた自身が家族で幸せであれば、子供もそういう健康的な家族の中で育つことができます。
そして健康な家族というのは、子供が愛されている、理解されていると感じるような家族。
そしてマインドフルな暮らしをしている。
そういう家族がいる社会には未来があると、あなたは知ることができます。
かなり大きなテーマですね。
そして、これから、これについて個人として、コレクティブ社会として、コミュニティとして、出家者も、これについて学び続ける必要があります。
そして出家者の役割は、深い洞察の最も見えてきた知恵を分かち合うこと。
そして、こういうリトリートで問われる度に、その知恵を分かち合っていくことです。
タイはいつも言ってた。
このエネルギーをチャンネルして、真の愛の理解のエネルギーに変容させていく。
若い人にとっては理想があります。そして強い願いがあります。
何か社会の苦しみを減らしたいという強い気持ちがあります。
そういう人こそ性的エネルギーを変容させて、より良い社会を良くしていくエネルギーに変えていってください。
それが、ガンジーがやったことです。
彼は国のために、平和のために、正義のために活動していた時は、性行為をやめたのです。
そして彼は妻にいました。
私はこれから性行為をしたくない。そして自分の身を正義のために捧げたいと。
ありがとうございます。
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法話、2018,12,30 タイ・コアサンガ・リトリート
シスター・ドゥアン・ニェム
ブラザー・ファップ・ニェムン
2018,12月・質疑応答
真の愛シリーズ① 日常でセックスのエネルギーとどう向き合ったら良いのですか?
真の愛シリーズ② 性的エネルギーを超える・20%未満の執着
真の愛シリーズ③ 性的エネルギーに影響する食べ方
真の愛シリーズ④ この記事