2018,12,30 質疑応答③
◯質問
タイが居なくなったら、どうしたらいいですか?心臓がドキドキします。
◯ブラザー
タイは強い人だけど。この質問は何回もありました。
タイが居なくなったらどうするのか?
私たちは生き続けるだけです。
そして、私たちはプラクティスを続けます。
サンガビルディング(サンガを作り育てること)を続けます。
それは大きなことで、タイがやろうとしていることです。
たくさんのサンガが、そのように継続することができたら、タイはここに生きています。
だから何日間か一緒に座って呼吸しました。マインドフルに楽しんで、とても平和な
平和で自由でこの空気の中にタイはいます。
一歩一歩のマインドフルな歩みの中に。
この僧院にいようと自宅にいようと、どこを歩いていても、自由で楽しく愛を持っていたら、そこにタイはいます。
だからタイに究極の次元で触れることです。
タイは言いました。
「もしタイを見つけたかったら、マインドフルな歩みを、マインドフルな呼吸を、そしてスマイルを。そこにタイはいます。」
iPhoneとかサムソンとか、そういう所ではないです。
自分自身のマインドフルな呼吸です。
そして深くタイと繋がるんです。
電子機器でタイと繋がるのではありません。
だから、タイが亡くなってしまったらという質問は、恐怖や不安から出てきています。
マインドフルな気づきのベルです。
タイと歩き、タイと呼吸する。
そして、サンガを作るために時間を使っていく。
四種のサンガ、四種サンガと言います。
出家者の男女、在家の男女、4つにサンガを形成していくために時間を使う。
そこにタイはいます。
形としてのタイから自由にならなければなりません。
タイは今ベトナムにいますよ。
でも、ここにいるんです。この瞬間に。今ここに。
一緒に働いて、一緒に歩いて、一緒に生きて、一緒に微笑んで、一緒にダンスしますね。
昨日の夜、見ましたか?
どこにでもタイは居たでしょ?どの瞬間にも、喜びの中にも。
形ではありません。
とてもクリアなことです。
どこにでも居ます。
真実というのは、プラムビレッジで、ベトナムでもフランスでも、タイが脳梗塞で倒れも、
直接の教えはできなくても、プラムビレッジにたくさんの人が来ます。
特に若い人たちがやってきます。
そして、出家したいという人たちが、たくさんいます。
そこにタイはたくさん存在しています。
この道というのは、とても素晴らしくてはっきりとしています。
私たちはタイの継続です。
だからサンガを作ってください。
それが全ての人たちの拠り所になる場所です。
ブラザー、ファップリンが話したように、平和なこの土地を広げていきたい。
そして継続に残していきたい、子供たちのためにも。
この場所を、愛すべきコミュニティとして。
21世紀に若い人たちがやってくるコミュニティを残す。家族としてとても重要です。
今、若い人たちは行くべき所を見失っている。
それだけではなくて、人間だけのコミュニティではありません。
生きとし生けるものが幸せになっていく、オーガニックな野菜や。
それは私たちだけのものじゃないんです。
そういうムーブメントが地球を癒やしていくからです。
そうやって地球を守っていくことに繋がっていきます。
写真:タイランド、プラムビレッジ、
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法話、2018,12,30 タイ・コアサンガ・リトリート
シスター・ドゥアン・ニェム
ブラザー・ファップ・ニェムン
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